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ワクチン接種で小児4人相次いで死亡

2011年03月06日

小児用肺炎球菌ワクチンやヒブワクチンを含むワクチンの同時接種後の死亡が4例、相次いで報告され、厚生労働省は3月4日、両ワクチンの接種を一時的に見合わせるよう都道府県などに連絡した。厚労省は、ワクチン接種と死亡との因果関係を検証する専門家会議を週明けにも開く。
ということ。

http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/cabrain-32853.html

厚生労働省のページ

http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz.html

死亡した4児

http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz-att/2r98520000013ztw.pdf

宝塚市では、
2月28日、
西宮市では、
3月1日、
川崎市の女児は
2月17日
京都市の女児は
3月3日に、
接種を受けているようだ。


厚労省の担当者によると、この小児用肺炎球菌ワクチンは昨年2月の販売開始から今年1月末までに、215万回分が接種され、接種者数は110万人とみられる。また、宝塚市の事案以前に、同ワクチンを接種後に死亡した事案はないという。
ことだが、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110304-00000011-cbn-soci

ここにきて4例相次いだのは、
なぜだろうかと思う。

報告がないというだけで、
まだほかに症例があるのか、
そてとも、
川崎の例のように、
親が予防接種との因果関係について気がついていないケースがあるのか。


今後の調査が待たれるところだろうと思う。

同じくらいの子どもをもつ親としては、
ある程度はっきりしたことがわかるまで、
接種させるのは怖いなと感じる。




以降追記です。


ワクチンに対する基本的な考え方としては、
このページ

http://setagaya-syouni.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ee8c.html

にあるダウンロード資料が参考になると思いました。


個人的には、
この4例の小児の死亡例が、
ワクチンを接種する上で避けられないものだったのか、
それとも、
製造ミスなどによる事故なのか、
そのあたりのことをはっきりさせて欲しいなと思いますが、
結局、
因果関係不明、
ということで終わりそうな感じもします。



ダウンロード資料にあるように、

海外での使用経験が相当数あります(数10万~数100万例).このうち接種との因果関係が証明された死亡例 の報告はありません。

ということですが、

因果関係の調査と,接種再開の決断は,とても難しい作業です.今日の時点で簡単に結論を出せる医者は日本中に1人もいないはずです.

と、資料中にもあるように、
実際のところは因果関係の証明というのは非常に難しい作業でしょう。

なので、
「因果関係不明」
の中に、
なにか隠されているのではないか?
と思えてしまう部分があります。

「因果関係不明」とされる死亡例についても、
調査して統計的な資料を出したほうが、
安心感は増すのではないかと思いました。



さらに3月10日に追記。

ワクチン接種後の死亡例は、
6人となったようです。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014ac1-img/2r98520000014adi.pdf

これはワクチンを摂取するうえで避けられないリスクなのか、
統計的に見ても問題があることなのか、
そのあたりをまずはっきりさせてほしいと思いました。

時間的なものだけでかなりアバウトに考えてみると、
一ヶ月程度の間に6人というのは、
年間にしたら70人くらいになり、
これは少ない数字なのだろうか?
と、思えなくもないです。

因果関係ははっきりしなくても、
接種後に年間70人死亡するワクチンは、
それでもリスクは低いと、
いえるのでしょうか。


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