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看護師は激務ではない

2013年09月29日

「普通の能力の人が、大した努力も教育もなしで就ける職業で一番給与が高いのは看護師だよ」と言うと、オウム返しに「でも看護って激務なんでしょう?」と言われる。
じゃあ、どのへんが激務なのかと聞いても、「夜勤があったり長時間労働だから」「肉体労働だから」という答えしか返ってこないのだが、そのどちらも間違っている。 夜勤については、週40時間の制限内で行われている。三交代の(日勤→深夜勤)とか、(深夜勤→準夜勤)みたいなシフトだと辛いが、最近増えてきた二交代だと、まとまった休みが取れる。

という記事。

看護師は激務ではない - 井上 晃宏

確かに、私が現在勤めている病院でも、
医師の方が激務だとおもうので、
医師からみたら看護師の勤務はたいしたことないように思えるのかもしれない。

だた、記事は医師の視点から書かれたものだとおもうので、
看護師として、
それはどうかな?
と、思った部分について触れておきたい。


夜勤については、週40時間の制限内で行われている。三交代の(日勤→深夜勤)とか、(深夜勤→準夜勤)みたいなシフトだと辛いが、最近増えてきた二交代だと、まとまった休みが取れる。

二交替といのは、
一日8時間勤務を二日にわたって連続して行うことで16時間勤務を可能にしたもので、
労働基準法的には間違っていないのだけど、
法の抜け穴を通している感じの労働時間だとおもう。

二交替の夜勤だと、忙しい時には、
16時間ほぼ働きっぱなしということもあり、
そんな夜勤明けの日には、時々意識が途切れる感じがする。

私としては、
三交替と二交替と両方経験があるけど、
二交替のほうがまとまった休みがとれるなという実感はない。

日勤→深夜勤、深夜勤→準夜勤、
というのは、
三交替の職場なら普通にあることだろうとおもう。

三交替で一番辛いのは、
準夜勤→日勤だろう。


看護業界には、月8回も夜勤をこなす激務の職場もあるが、月4回かそれ以下というところもある。

三交替の時に、
月に11回夜勤をしたことがある。


看護師には女性が多いので、「母性保護」という問題があるが、妊娠したら業務軽減を申し出る権利はある(労基法65条、66条)。しかし、看護師側が申し出ないので、妊婦にも夜勤が割り当てられる。「申し出たら」という留保をなくして夜勤制限を強制にすれば、金を稼ぎたい労働者の「働く権利」とぶつかるだろう。

他の職員への影響が大きいので、夜勤の免除を申し出にくい、
という状況がある。

申し出ると、
影でいろいろと言われたりする。


職場を選ぶ自由がある以上、ブラック企業なんて成立しない。

この理屈ならどの業界にもブラック企業は成立しないことになる。


私としては、
どの仕事も大変なものだとおもうので、
看護師という仕事が特別に大変だとは思わないですけど。


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